理事長あいさつ
当組合は、戦後の社会復興の最中、スポーツを通じ、戦後の暗い世相に明るい話題を提供する目的で、1948年に任意の組合である大阪運動具卸商業会として結成されました。その後、全国に先駆けて「スポーツ用品の見本市」を開催するなど、スポーツ用品業界の発展に寄与する活動を重ね、1966年に大阪通産局から正式認可を受け、商業組合として再発足しました。そして2018年、東京スポーツ用品卸商業組合の解散を契機に、全国唯一の組合として、11月に近畿経済産業局の認可を受け、現在のスポーツ用品卸商業組合に名称変更いたしました。
当組合も、設立から70年以上を経てまいりました。これも一重に創業者はじめ諸先輩方々が、たゆまぬご努力とご指導を継続されてこられた結果でございます。
私達の使命は、その功績に感謝し、想いを継承するとともに、時流適応進化のもと、組合員相互の理解を深め、卸業のみならず、スポーツマーケット、そしてスポーツを愛するユーザーの皆様に最新の商品情報とサービスを提供し続けることであります。 組合員一同、今後もより一層皆様のお役に立てるよう努力し、スポーツ産業発展に寄与していく覚悟でございます。
何卒ご支援ご鞭撻をいただけますようお願い申し上げます。
スポーツ用品卸商業組合 理事長 佐々木 恭一
<基本方針>
- 組合員をして単なる親睦にとどまらず人間的な和合と相合理解による健全な利益共同体意識の確立を図る。
- みずから流通の頭脳であり、負わされた使命を達成するにふさわしい組合員の経営体質強化方策を樹立する。
- 需要、供給の生産調整の問題点を積極的に解決して今後におきる業界の混乱の防止と安定を図る。
- 卸業界あるいはスポーツ業界にとって悪弊になる競争については適宜にそれを除去する。
- スポーツ用品の販売啓蒙について小売店の販売能力倍増のためにする指導と援助を行い、見本市についてもつとめてスポーツ人口拡大につとめる施策をおこなう。
- 従業員の福利の向上を計り、その上にたって礼儀正しく親切に商品を説明してお客の心に接する従業員の質的向上をはかる。
<組合の歩み>
1948年 昭和23年 大阪運動具卸商業会発足
1950年 昭和25年 見本市を初開催
1966年 昭和41年 大阪スポーツ用品卸商業組合設立
1967年 昭和42年 見本市会場に「舶来品展示コーナー」を設置
1979年 昭和54年 見本市年3回開催
1985年 昭和60年 見本市会場に海外館(米国・台湾企業出展)設置
1990年 平成 2年 第1回大阪スポーツ用品共栄会軟式野球大会開催
1992年 平成 4年 高速道路別納会参加
1997年 平成 9年 「物流効率化推進事業最終報告」をまとめる
1998年 平成10年 「慢性的安売り要因及び改善項目」をまとめる
2002年 平成14年 「野球の日」事業スタート
2003年 平成15年 大阪卸見本市第100回記念開催
2018年 平成30年 近畿経済産業局より「スポーツ用品卸商業組合」
への名称変更への認可を受け、全国唯一となった
スポーツ用品卸業の組合に。